貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8001 伊藤忠商事

東証P
7,368円
前日比
+37
+0.50%
PTS
7,366.5円
13:19 05/07
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.3 2.07 2.17 5.68
時価総額 116,775億円
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決算発表予定日

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BEENOS Research Memo(4):15年9月期はEコマース事業の急拡大などで大幅な増収増益、過去最高業績


■業績動向

(1) 2015年9月期の業績概要

10月29日付で発表されたBEENOS<3328>の2015年9月期の連結業績は、売上高が前期比34.4%増の16,936百万円、営業利益が1,184百万円(前期は358百万円の損失)、経常利益が1,148百万円(同367百万円の損失)、当期純利益が898百万円(同450百万円の損失)と大幅な増収増益となり、売上高は8期ぶり、利益ベースでは11期ぶりに過去最高を更新した。

円安による日本製品の割安感を追い風としたインバウンド消費の拡大や、インターネットによるブランド中古品売買市場の拡大により、Eコマース事業の売上高が前期比27.9%増の15,896百万円、営業利益が同702.3%増の770百万円と急拡大したことに加えて、インキュベーション事業の営業利益も投資先企業の有価証券を一部売却したことなどにより、744百万円(前期は253百万円の損失)と大幅増益となったことが寄与した。なお、特別利益として子会社のデファクトスタンダードが伊藤忠商事<8001>に第三者割当増資を実施(出資比率10.8%)したことに伴う持分変動益226百万円を計上する一方で、特別損失としてグローバルショッピング事業における減損損失147百万円を計上している。

4月時点の会社計画比でみると、売上高はEコマース事業がやや未達となったものの、利益ベースでは下期に見込んでいたプロモーション費用や新規事業の立上げ費用などが想定を下回ったことにより、会社計画を上回る格好で着地した。流通総額でみると、前期比52.2%増の36,597百万円と大幅伸長となり、ここ数年で種を蒔いてきたEコマース事業が本格的な成長局面に入ったと言えよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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