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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7860 エイベックス

東証P
1,284円
前日比
-12
-0.93%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
26.4 1.05 3.89 9.44
時価総額 586億円
比較される銘柄
アミューズ, 
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イマジカG
決算発表予定日

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<動意株・27日>(大引け)=アスカネット、エイベックス、芝浦機など

 アスカネット<2438>=動意。一時19.8%高の1226円まで上昇する場面があった。同社はきょう、不動産の相続手続きサイトを運営するAGE technologies(東京都千代田区)、事故物件を専門に取り扱う不動産事業などを展開するMARKS(横浜市中区)の2社とそれぞれ業務提携し、サービス連携を始めると発表した。不動産相続に関するソリューションを展開していく方針で、これを受けて今後の業容拡大への期待が高まったようだ。

 エイベックス<7860>=続伸。同社は26日取引終了後、子会社のAvex USA(米カリフォルニア州ロサンゼルス)に、グローバルでのスタートアップ企業などを投資対象とするコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)機能を新設すると発表しており、今後の展開などが期待されているようだ。投資額は6年間で30億円を予定。グローバル基準のクリエイター・アーティストとのコラボレーションの強化や、先端テクノロジー領域へのネットワーク構築を進め、最前線の音楽×テクノロジーのコミュニティーを活用した新たなIP(知的財産権)の創出に取り組むとしている。

 芝浦機械<6104>=大幅高。26日の取引終了後、中国のロックダウンによる影響で開示を延期していた22年3月期決算を発表、売上高は前の期比16.3%増の1077億7700万円、最終損益は前の期の赤字から黒字転換となる37億2500万円で着地。続く23年3月期業績予想についても良好な見通しを示しており、業績回復が鮮明となったことを好感した買いが入っているようだ。今期の売上高は前期比11.3%増の1200億円、最終利益は12.7%増の42億円の見通し。引き続き電気自動車(EV)や再生可能エネルギー関連の需要拡大が追い風となる見込みで、リチウムイオン電池向けセパレーターフィルム製造装置の増産体制の構築などを進めるという。年間配当予想は前期から据え置きの75円とした。

 キッズウェル・バイオ<4584>=大幅続伸。26日の取引終了後、カイオム・バイオサイエンス<4583>とがん領域での抗体医薬品の研究を加速させることを目的に、共同研究契約を締結したと発表しており、これが材料視されている。キッズバイオが保有するがん領域の抗体医薬品の開発候補品について、両社の技術や知見を組み合わせ共同で研究を行うという。なお、同件による23年3月期業績への影響は軽微としている。

 パレモ・ホールディングス<2778>=3日続伸。26日の取引終了後に発表した5月度(4月21日~5月20日)の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比31.7%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。アパレル事業で、ゴールデンウイーク期間を中心にリゾート系ワンピース、半袖ブラウス、Tシャツなどの夏シーズン商品の需要が高まった。また、雑貨事業では300円均一業態の「イルーシー300」で、気温が上昇した月の後半に冷感素材や紫外線対策などの商品が動き出した。

 エクストリーム<6033>=ストップ高。同社はスマートフォンゲームなどの開発支援事業(人材派遣及び受託開発)を主力展開するが、M&A戦略を駆使して非ゲーム分野などの開拓にも傾注している。26日取引終了後、角川ゲームス(東京都品川区)の会社分割による吸収分割承継会社の第三者割当増資を引受け、特定子会社化することを発表、これにより、エクストリームは自社の課題であったコンテンツプロパティ事業におけるサービスラインアップの拡充を実現し、安定収益を確保できる可能性を高めたとの判断を示している。今回の買収に伴う業容拡大への思惑が投資資金を呼び込む形となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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