シンシアが４連騰、コンタクトレンズの販売好調継続で第３四半期は８１％営業増益

　シンシア<7782>が４連騰している。この日の寄り前に発表した第３四半期累計（１～９月）連結決算が、売上高４４億５７００万円（前年同期比６．７％増）、営業利益２億８１００万円（同８１．２％増）、純利益２億３９００万円（同８６．０％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　主力のコンタクトレンズ事業で、新素材のシリコーンハイドロゲルレンズ「シンシアＳシリーズ」を中心に好調な販売を継続したほか、新事業領域のコンサルティング事業が着実に利益貢献した。なお、外貨建資産の為替評価益の貢献で、純利益は計画を上回って着地したという。

　２３年１２月期通期業績予想は、売上高５８億９８００万円（前年同期比５．６％増）、営業利益３億３００万円（同２．０倍）、純利益２億５００万円（同３．１倍）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS