<注目銘柄>=西松屋チェーン、自社開発PB商品積極化で利益率向上目指す
西松屋チェーン<7545>を業績好調で割安な消費関連銘柄として注目。同社が4月4日に発表した18年2月期単独業績予想は、売上高1430億円(前期比4.9%増)、経常利益88億8000万円(同10.3%増)を見込む。17年2月期実績の前の期比31.8%増に続いての2ケタ経常増益を見込んでいる。
同社は、低価格のベビー・子供用品の専門店チェーンを展開している。また、衣料品のほか、ベビーカーなどの関連雑貨も取り扱っている。郊外ロードサイド立地を中心に店舗を構え、広い売り場面積を確保して、来店客・従業員ともに動きやすい店舗設計などを特徴としている。さらに、接客を必要最低限とし、1店舗あたりの従業員数を抑えるなど、低コストでの店舗運営の実現に取り組んでいる。
今2月期は、積極的な出店と合わせて、採算の悪化した店舗についてはスクラップを進め収益性の改善に努める。これら実店舗のほかに、今後のネット消費伸長を見据え、インターネット販売の事業基盤強化を進め、さらなる拡大を目指す。
今後、同社の業績拡大の牽引役として期待されるのは、自社開発のPB商品。同社は09年から自社で本格的なPB開発(従来は仕入先などに開発を依存していた)を手掛けており、売上高の7%弱(16年2月期)を占めているが、この比率を20年には30%まで引き上げることを目標とし、利益率の向上を目指す。
同社の株価は、16年9月28日に1623円をつけてから、長期調整トレンドとなっていたが、4月14日に年初来安値1148円をつけて以降、下値固めモードが鮮明となっており、反転上昇のタイミングが近そうだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2017年05月12日 10時05分
同社は、低価格のベビー・子供用品の専門店チェーンを展開している。また、衣料品のほか、ベビーカーなどの関連雑貨も取り扱っている。郊外ロードサイド立地を中心に店舗を構え、広い売り場面積を確保して、来店客・従業員ともに動きやすい店舗設計などを特徴としている。さらに、接客を必要最低限とし、1店舗あたりの従業員数を抑えるなど、低コストでの店舗運営の実現に取り組んでいる。
今2月期は、積極的な出店と合わせて、採算の悪化した店舗についてはスクラップを進め収益性の改善に努める。これら実店舗のほかに、今後のネット消費伸長を見据え、インターネット販売の事業基盤強化を進め、さらなる拡大を目指す。
今後、同社の業績拡大の牽引役として期待されるのは、自社開発のPB商品。同社は09年から自社で本格的なPB開発(従来は仕入先などに開発を依存していた)を手掛けており、売上高の7%弱(16年2月期)を占めているが、この比率を20年には30%まで引き上げることを目標とし、利益率の向上を目指す。
同社の株価は、16年9月28日に1623円をつけてから、長期調整トレンドとなっていたが、4月14日に年初来安値1148円をつけて以降、下値固めモードが鮮明となっており、反転上昇のタイミングが近そうだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2017年05月12日 10時05分