三菱食品、採算管理強化や業務用取引の復調で利益予想引き上げ増配も

　三菱食品<7451>はこの日の取引終了後、２３年３月期業績予想の修正を発表。営業利益を１９９億円から２３０億円（前期比２０．８％増）へ引き上げた。

　採算管理強化による利益率の改善や業務用取引の復調、企業買収が寄与する見込み。あわせて増配を明らかにし、年間配当を９０円から１１０円（前期８０円）に引き上げた。家庭内食品需要の落ち込みによる影響があるため、売上高見通しは従来予想の１兆９９００億円（同１．８％増）を据え置いた。

　同時に発表した２２年４～１２月期決算は、売上高が１兆５２５６億円（前年同期比０．３％減）、営業利益が１９２億５０００万円（同３０．４％増）だった。

出所：MINKABU PRESS