貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

7202 いすゞ自動車

東証P
1,948.0円
前日比
-41.0
-2.06%
PTS
1,950円
23:58 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.8 1.02 4.41 24.08
時価総額 14,627億円
比較される銘柄
日野自, 
ホンダ, 
トヨタ
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

いすゞが続急伸、上限3500万株の自社株買い発表と今期業績・配当予想の上方修正が株価刺激

 いすゞ自動車<7202>が続急伸した。前週末10日、取得総数3500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.5%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。あわせて24年3月期の連結業績と配当予想を上方修正した。売上高の見通しを3兆3000億円から3兆4000億円(前期比6.4%増)、最終利益の見通しを1550億円から1650億円(同8.7%増)に引き上げたほか、年間配当予想を6円増額して86円(前期比7円増配)に見直しており、これらが株価の刺激材料となったようだ。

 自社株の取得期間は11月13日から24年3月31日で、取得した自己株式の全数を同年4月26日に消却する予定。今期は新興国を中心とした厳しい市況を受け、車両販売台数は8月時点の見通しを下回る見込み。半面、価格対応の順調な進捗と円安効果が収益を押し上げる。

 連結子会社のIJTT<7315>に対しては、スパークス・グループ<8739>が手掛ける日本モノづくり未来ファンド傘下のARTS―1が、いすゞの保有株以外の株式を対象にTOB(株式公開買い付け)を実施する予定。いすゞはIJTTが実施する自社株買いに応じたうえで、ARTS―1に出資する。これらに関連して、いすゞは60億円程度の事業再編損失を見込み、今回の業績予想に織り込んだ。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均