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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7172 JIA

東証P
1,390円
S高
+300
+27.52%
PTS
1,567円
18:50 05/01
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.5 1.34 1.15 155
時価総額 848億円

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<動意株・22日>(大引け)=巴川紙、fonfun、JIAなど

 巴川製紙所<3878>=後場急伸。同社はきょう午後2時ごろに、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の10億円から15億円(前期比24.3%減)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高の見通しも従来の335億円から345億円(同5.2%増)に上方修正。原材料やエネルギー価格が高騰しているものの、価格転嫁によりコストアップの吸収を着実に進めていることに加え、半導体やトナーの事業環境が当初想定以上に好調に推移していることが主な要因だとしている。

 fonfun<2323>=一時ストップ高。この日、子会社FunFusionが、企業や自治体にあったデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションを提供するIT販促の総合商社であるクラブネッツ(東京都渋谷区)と業務提携したと発表しており、これが好材料視されている。今回の提携は、店舗企業の販促活動における、更なるモバイルプロモーションの強化を目的としたもの。提携によりクラブネッツが提供する「LINEを活用した顧客ソリューション」と、FunFusionが提供する「fonfunSMS」の2方向からターゲット層へアプローチできるようになり、サービスを組み合わせることで、LINE公式アカウントの「友だち」へはLINEを通じた情報発信、「友だちではないユーザー」に対してはSMS通知といった幅広い販促活動が可能になるとしている。

 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>=大幅高で一気に年初来高値更新。21日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、最終利益を30億円から64億円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感されている。上期に為替差益42億5400万円を計上したことが寄与する。一方、売上高は145億円から194億円(前期比37.5%増)へ上方修正した一方、営業利益は46億円から30億円(同20.5%減)へ下方修正した。堅調なオペレーティング・リース事業における出資金販売額の計画超過などがあり、上期の売上高・利益は従来予想を上回ったが、第1四半期に開始予定だったJIA Aviation Finance(JAF社)の合弁事業開始が遅れたことなどにより、6月末時点の商品出資金残高は計画よりも低い水準となり、下期の商品出資金販売額が計画を下回る見通しで、これが利益を下振れさせる。

 オービック<4684>=上値指向強め3日続伸。21日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高241億600万円(前年同期比14.3%増)、営業利益150億7200万円(同18.4%増)、純利益131億3000万円(同21.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。システムインテグレーション事業で、主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」が製造・流通・サービス・金融などさまざまな業種・業界の大手・中堅企業からシステム構築の引き合いが強まった。また、システムサポート事業もクラウドソリューションを中心に、ソフトウェア及びハードウェアの「運用支援・保守サービスなど」が好調に推移した。23年3月期通期業績予想は、売上高985億円(前期比10.1%増)、営業利益596億円(同10.1%増)、純利益470億円(同8.0%増)の従来見通しを据え置いている。

 エルテス<3967>=戻り足、一時4ケタ大台回復。同社はSNS上での風評被害など企業のネットリスク管理支援事業を主力展開している。21日取引終了後、同社の連結子会社であるJAPANDXがバンズ保証(東京都渋谷区)の全株式およびバンズシティのプロパティ・マネジメント事業を取得することを発表、これが株価を強く刺激する格好となっている。今回の取得に合わせて同社は23年2月期業績予想の上方修正が想定されるとしていることも物色人気を後押ししている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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