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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6614 シキノハイテック

東証S
2,305円
前日比
-8
-0.35%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.7 4.28 0.65 4.38
時価総額 102億円
比較される銘柄
オキサイド, 
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<動意株・13日>(大引け)=Aバランス、ユーザーロカ、シキノHTなど(その1)

 Abalance<3856>=一時ストップ高。午後2時ごろ、23年6月期の連結業績予想について、売上高を1500億円から1750億円(前期比89.3%増)へ、営業利益を41億5000万円から70億円(同4.1倍)へ、純利益を14億5000万円から34億円(同3.9倍)へ上方修正したことが好感されている。太陽光パネル製造販売を営むベトナムVSUN社において、脱炭素化を志向する欧米市場向けのパネル受注・販売が想定を超えて推移していることに加えて、部材の仕入れ価格や商品輸送費などの価格転嫁の推進、コンテナ運賃のピークアウトを主な要因とする利益率の改善が顕著となっていることが要因としている。

 ユーザーローカル<3984>=切り返し急。同社は人工知能(AI)を活用した業務支援ツールの開発及びビッグデータ解析などを手掛ける。世界的にAIの開発競争が先鋭化するなか、米国では大手IT企業などが投資を加速させ、中小を呑み込んで技術を獲得する動きも活発化している。そうしたなか、従来モデルを遥かに上回る性能を誇るチャットボットの「ChatGPT」を開発した米新興企業のオープンAIに、米マイクロソフト<MSFT>が巨額投資を行うことを発表し、更にこれを検索サイトに取り入れる計画を公表したことが、競合のアルファベット<GOOG>の株価急落を招くなど株式市場でも大きな波紋が生じている。東京市場でもチャットボット関連はじめAI関連株全般に物色の矛先が向いた。そのなか、ユーザーロカは自動応答チャットボットで好評を博しシェア獲得が進んでおり、関連有力株として投資資金の攻勢が続いている。

 シキノハイテック<6614>=大幅高で続伸。同社は車載向けを中心とする半導体検査装置の開発や、LSI設計・開発などを手掛け、パワー半導体の設計で強みを有している。また、カメラモジュール及び画像処理システムの開発・製造でも高い実績を誇る。前週末10日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の4億1000万円から5億9000万円(前期比49%増)に増額した。車載向けが好調を維持し全体収益に貢献しているほか、インフラ・生産設備などの投資需要拡大も寄与している。部品の長納期化や価格高騰の影響を考慮したうえで、順調な受注環境が維持できており、足もとの業績は会社側の想定を上回って推移している。これを好感する形で投資資金が流入した。

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