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6489 前澤工業

東証S
1,284円
前日比
+21
+1.66%
PTS
1,279円
23:04 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.2 0.88 2.18 24.16
時価総額 270億円
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<動意株・31日>(前引け)=前沢工業、エヌピーシー、タイガポリ

 前澤工業<6489>=18年ぶりの4ケタ大台乗せ。8月9日につけた年初来高値987円を払拭、新値街道に復帰した。同社株の1000円台乗せは2005年11月以来で約18年ぶりとなる。官公庁向けに強みを持つ上水道・下水道用設備の大手メーカーで、省エネ・脱炭素分野の技術開発に定評があるほか、浄水関連分野でも実績豊富な点が注目される。業績も堅調に推移しており、24年5月期は営業利益段階で前期比12%増の36億円と2ケタ成長を見込む。株価指標面ではPER7倍台、PBR0.7倍台といずれも割安感が強い。同社はスタンダード市場に上場するが、東証のPBR1倍割れ企業に対する改善要請を背景に、株価の水準訂正期待が根強く波状的な投資資金の流入の背景となっている。

 エヌ・ピー・シー<6255>=ストップ高。30日の取引終了後、23年8月期の連結業績予想について、売上高を91億2500万円から93億7600万円(前期比2.1倍)へ、営業利益を6億5800万円から9億4100万円(同51.8%増)へ、純利益を5億3300万円から9億5200万円(同2.5倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を2円から6円(前期2円)へ引き上げたことが好感されている。部品の販売が想定よりも好調に推移し売上高が計画をやや上回る見込みであることに加えて、仕入れコストの削減や製造工程と現地作業でのコスト削減などに引き続き取り組んだことも奏功する。

 タイガースポリマー<4231>=上値指向強める。一時7%近い上昇で826円まで駆け上がった。時価は2018年5月以来約5年3カ月ぶりの高値水準に浮上した。自動車部品用成形品を主力としており、ホンダ<7267>向けを軸に大手自動車メーカーの需要を獲得している。ここ半導体不足の解消で自動車生産台数の回復が顕著となっており、同社もその恩恵を享受できる立場にある。原料コストの上昇も製品価格への転嫁が進み利益採算を確保している。株価は新値街道を走っているが、PBRは依然として0.4倍台と解散価値の半値以下の水準にあり、なお上値指向が強い。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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