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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6356 日本ギア工業

東証S
636円
前日比
+11
+1.76%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.5 0.86 1.26 18.49
時価総額 90.8億円
比較される銘柄
パンチ, 
北川鉄, 
不二越
決算発表予定日

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<動意株・22日>(前引け)=日ギア、テクニスコ、カイオム

 日本ギア工業<6356>=大幅高で戻り高値払拭。早晩3月3日の年初来高値575円も視界に入れてくる可能性がある。歯車装置メーカーで電力向け中心に高い実績を誇る。なかでも電気や油圧などのエネルギーを動力に変換してバルブの開閉・制御を行うバルブアクチュエータは国内原子力発電所向けで約90%の独占的シェアを獲得している。業績も好調だ。24年3月期の営業利益は従来予想の6億5000万円から14億6000万円(前期比52%増)に大幅上方修正しており、7倍前後のPERは水準訂正余地の大きさを示唆している。株式需給面でも特徴的な動きが観測された。30日に大商いでザラ場510円の高値をつけた後に値を消したが、その後の株価の出直り局面で30日にこなした出来高よりも遥かに少ない水準で高値を奪回した。これは上昇過程で戻り売りを浴びていないことを意味しており、同社株式を実需で抱えている大口投資家(機関投資家)が存在する可能性を示唆している。

 テクニスコ<2962>=4連騰と底離れへ。25日・75日移動平均線を一気に上抜く場面があった。今年7月26日に東証スタンダード市場に新規上場した直近IPO銘柄で、ヒートシンク(放熱板)製品の製造販売を手掛け、高い商品クオリティを武器に高出力半導体レーザー装置やパワー半導体向けなどで高水準の需要を獲得、中期的にも商機拡大の公算が大きい。足もとの業績も今期は急回復が見込まれており、24年6月期は営業利益段階で前期比56%増の4億2700万円と急拡大予想にある。半導体関連の中小型株に物色の矛先が向かうなか、同関連の出遅れとして投資資金が攻勢をかけている。

 カイオム・バイオサイエンス<4583>=商い増勢のなか底値離脱の動き。理化学研究所発の創薬ベンチャーで抗体作製に独自技術を有しているのが特徴。同社が開発した抗体作製技術「ADLibシステム」への注目度が高い。21日取引終了後、中国でADLibシステムに関連する特許査定を受領したことを発表。また、欧州でがん治療用候補抗体「CBA―1535」に関する特許査定を受領したことも併せて発表しており、これが足もとの株価を強く刺激する格好となった。株価は100円台前半と低位に位置しており、上値を見込んだ個人投資家の短期資金を誘導している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年11月22日 15時05分

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