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6297 鉱研工業

東証S
612円
前日比
-7
-1.13%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.8 1.06 1.96 8.04
時価総額 54.9億円
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決算発表予定日

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<動意株・31日>(前引け)=ハリマ化成G、鉱研工業、ブロードE

 ハリマ化成グループ<4410>=高値圏もみ合いを抜け一段の上値指向。一時20円高の934円に買われ、今月19日につけた高値924円をクリアし約2週間ぶりに年初来高値を更新した。ロジン(松ヤニ)を原料とする化学品の草分けで、製紙用薬品のほか電子材料で高水準の需要を取り込んでいる。同社が製造する導電性ペーストは熱伝導性に優れ、電子部品の高密度化で重要な役割を担っている。電子材料分野では、ドイツの大手化学メーカーからはんだ材料事業を買収したことが収益押し上げ効果を生んでいる。23年3月期はトップラインの伸びが顕著となり、原料高の逆風はあるものの最終利益は前期比43%増の25億円を見込む。

 鉱研工業<6297>=大幅続伸。一時9.8%高の491円まで値を飛ばす場面があった。同社は地下資源工事用の掘削機械で国内屈指の実力を有する。日立建機<6305>とは提携関係にあり、日立建機は同社の筆頭株主となっている。岸田首相は資源大陸であるアフリカに300億ドル規模の支援を行う方針を表明しており、アフリカ関連銘柄への注目度が高まっている。そのなか、同社は日本のODAなどを通じてアフリカや南米など発展途上国のインフラ基盤整備や資源開発に貢献してきた実績があり、関連有力株として頭角を現している。

 ブロードエンタープライズ<4415>=急動意。同社はマンション向けIoTサービスを手掛けるが、初期費用無料のビジネスモデルで既築物件の需要を開拓している。30日取引終了後、ミサワホーム不動産と業務提携し、IoTインターフォンシステム「BRO―LOCK」およびマンション向け高速インターネット「B―CUBIC」を提供開始することを発表、これによる収益拡大期待が株価を強く刺激する格好となった。時価総額30億円前後と小型で足の軽さが魅力となっており、個人投資家など短期値幅取りを狙った投資資金の流入が活発だ。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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