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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6182 メタリアル

東証G
989円
前日比
+24
+2.49%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.49 4.34
時価総額 107億円
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<動意株・3日>(大引け)=シキノHT、メタリアル、TKPなど

 シキノハイテック<6614>=上昇加速で新高値。3連騰をみせフシ目の4000円大台ラインを突破し、さらに4300円台に歩みを進めた。時価は3月9日につけた3955円の年初来高値を約3週間ぶりに大幅更新した。車載用を中心に半導体検査装置の製造や、LSI設計・開発などを手掛ける。世界的なEVの普及を背景に車載用パワー半導体の市場拡大が続いており、経営戦略もメモリーからパワーデバイスへのシフトを進めている。23年3月期営業利益は前期比5割増の5億9000万円を見込むが、24年3月期も増益トレンドが維持されるとの見方が強い。

 メタリアル<6182>=後場強含む。この日、子会社のロゼッタがチャットGPTをはじめとする生成AIなどの様々なAIサービス群をビジネスソリューションとして活用するため、新たなAIプラットフォーム「Metareal AI(メタリアル・エーアイ)」のβ版の提供を開始したと発表。これが手掛かり視されたようだ。ロゼッタの顧客である5000社超の企業は無償でβ版を試用できるという。入力した文章の要約や、キーワードからの関連資料の自動生成などが利用でき、随時アプリケーションの追加や機能の拡張を行う予定。5月31日から一般の顧客向けにも「Metareal AI」のサービス提供を予定しているとしている。

 ティーケーピー<3479>=5日続伸。3月31日の取引終了後、集計中の23年2月期連結業績について、売上高が495億円から505億円(前の期比13.0%増)へ、営業利益が31億円から35億5000万円(前の期8億8300万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。貸会議室・宿泊事業の需要が、新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き回復していることが要因としている。なお最終損益は、見込んでいたリージャス事業売却に伴う税効果が、連結子会社の整理の期ずれにより翌期に持ち越される見込みとなったことから、15億円の赤字から49億5000万円の赤字(同32億1100万円の赤字)へ下振れたとしている。

 Mipox<5381>=続急伸。表面加工処理に使う研磨液剤を製造するが、パワー半導体分野のエッジ研磨や表面研磨などの受託研磨で需要開拓を図っている。メモリー半導体市況は軟化傾向が続いている一方、脱炭素分野では産業用電源や電気自動車(EV)向けに次世代パワー半導体の需要が旺盛となっており、同社も案件獲得に傾注している。足もとの業績は低調ながら、株価的には織り込みが進んでおり、24年3月期は営業損益の黒字化が期待されている。

 フィックスターズ<3687>=3年3カ月ぶり高値圏浮上。同社は顧客企業のソフトウェア高速化を主力業務としており、人工知能(AI)の急速な進化に合わせ、大量データ計算の高速処理ニーズが収益環境に強い追い風となっている。AI関連株の側面に加え、次世代コンピューティングの切り札とされる量子コンピューター分野でも先駆、完全子会社として「Fixstars Amplify(フィックスターズ アンプリファイ)」を設立し積極展開を図っている。業績は22年9月期を境に急拡大局面突入、23年9月期も営業利益段階で前期比23%増の20億円を見込んでいる。株価指標面ではやや割高ながら、ここにきて成長期待から上値を買い進む動きが顕在化している。

 SREホールディングス<2980>=急反発。3月31日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が163億円から180億円(前の期比32.6%増)へ、営業利益が16億5000万円から16億9000万円(同21.5%増)へ、純利益が9億3000万円から11億5000万円(同28.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。AIクラウド&コンサルティングセグメントにおける、利益水準を意識したクラウドソリューションのオペレーション改善や一部プロダクトの値上げに伴う収益確保、アナリティクス&トランスフォームの案件獲得の伸長などが要因。また、不動産テックセグメントにおいて、立ち上げを計画していたSREアセットマネジメントによる不動産ファンド組成に伴い、保有アセットの一部を売却したことも寄与する。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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