ネットマーケティング---1Q決算を発表、メディア事業(Omiai)が牽引し大幅な増収増益

ネットマーケティング<6175>は9日、2018年6月期第1四半期（7月-9月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.3%増の27.09億円、営業利益が同44.1%増の1.89億円、経常利益が同52.8%増の2.01億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同60.6%増の1.43億円となった。なお、2017年6月期第1四半期については監査を受けていない。

広告事業が堅調であったことに加え、成長ドライバーであるメディア事業(Omiai)が大きく伸長し、大幅な増収・増益となった。広告事業については、利益率を重視した営業活動を行った事に加え、エステや人材関連等を扱うサービスカテゴリーが好調に推移し、売上高 は19.68億円、セグメント利益は1.57億円と安定的に推移した。メディア事業については、積極的なプロモーション活動が奏功し、恋愛マッチングサービスの「Omiai」が2012年2月のサービス開始以降の累計会員数が248万人を突破するなど大きく成長した。売上高は7.40億円、セグメント利益は1.44億円となった。また、具体的な開示はないものの、今事業年度末に新領域としてデーティング市場へ参入することを予定しており、詳細の発表は近日としている 。

2018年6月通期業績予想は、売上高が前期比14.5%増の112.96億円、営業利益が同22.4%増の5.40億円、経常利益が同27.2%増の5.38億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.0%増の3.71億円としている。

《MW》

　提供：フィスコ