リクルートが3連騰で戻り足加速、米雇用統計発表受け収益先行き不安が後退
リクルートホールディングス<6098>が3連騰、一時188円高の4430円まで上値を伸ばし戻り足を鮮明としている。総合人材サービス企業の国内トップで、海外展開にも積極的。特に米国市場での需要開拓が収益に貢献している。原動力となっているのは、求人検索サービス「Indeed」で、米景気との収益連動性が高い。ここリセッション懸念が取り沙汰されている米国経済だが、前週末に発表された6月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比37万2000人増と事前コンセンサスを上回ったことから、過度な景気後退懸念が沈静化した。これが同社の「Indeed」に対する先行き不透明感の緩和にもつながり、買い戻しを誘発している。
出所:MINKABU PRESS
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