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6038 イード

東証G
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イード---3Qは増収・営業利益と経常利益は2ケタの増益、CP事業とCS事業のいずれも増収増益


イード<6038>は5月13日、2022年6月期第3四半期(21年7月-22年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.5%増の42.73億円、営業利益が同47.7%増の6.58億円、経常利益が同35.6%増の6.53億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.2%減の4.46億円となった。

クリエイタープラットフォーム事業(CP事業)の売上高は前年同期比1.3%増の36.35億円、セグメント利益は同33.8%増の4.90億円となった。第3四半期連結累計期間の月間平均(2021年7月から2022年3月の9ヶ月平均)UU数は、56,071千UU/月となり、前第3四半期連結累計期間の月間平均(2020年7月から2021年3月の9ヶ月平均)UU数54,407千UU/月から3.1%増加し、ネット広告売上は同2.2%減の13.51億円となった。また2022年6月期の期首に、主に複数のECショップを管理する「TEMPOSTAR」を運営するSAVAWAYの全株式取得により連結されたことで、システム売上高は同100.9%増の5.38億円と大きく増加した。一方で、データ・コンテンツ提供売上高は同7.8%減の13.26億円となった。出版ビジネス売上高は同14.8%減の4.48億円となり「巣ごもり生活」等による需要増も一巡し、前年同期を下回る水準となった。

クリエイターソリューション事業(CS事業)の売上高は前年同期比9.5%増の6.37億円、セグメント利益は同111.7%増の1.68億円となった。リサーチソリューションでは、前期まで深刻だった新型コロナウイルス感染症の影響から当期は脱し、またECソリューションとともに粗利率の高い大型案件の受注が重なったことが、セグメント全体の業績向上に寄与した。

2022年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の57.00億円、営業利益が同32.0%増の6.00億円、経常利益が同29.3%増の6.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.8%減の4.10億円とする5月2日発表の上方修正を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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