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2016年01月08日16時00分

MRT Research Memo(1):医療人材紹介を中心とする医師目線のWebサービス提供会社


MRT<6034>は、医師目線で構築した医療情報プラットフォームを通して、医師と医療機関向けを中心にWebサービスを提供する。2000年1月に東京大学医学部附属病院の医師の互助組織を母体にスタート。主力事業は非常勤を希望する医師会員と医療機関同士を当社の人材紹介システムを利用して反復継続的にマッチングを行う外勤紹介サービス※で、1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)が主要な営業地盤。足元では営業エリア拡大などによる既存事業拡大と新規事業創出に絡んだ医療情報プラットフォームの拡充を積極化している。医師会員の付加価値と同社の社会的知名度の向上を狙い、2014年12月に東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。

※2015年9月末時点における医師会員数は約17,000人、医療機関数は約8,000となっている。

10月27日付で発表された2016年3月期第2四半期累計(2015年4月?9月)の業績は、売上高が前年同期比15.0%増の520百万円、営業利益が同3.2%増の150百万円、四半期純利益は同9.6%増の100百万円となった。主力の非常勤医師紹介サービスが、料金体系の変更、プロモーション実施や拠点拡大による効果などにより、順調に拡大したことが主要因。

2016年3月期の会社計画は、売上高1,000百万円(前期比20.3%増)、営業利益180百万円(同3.7%増)と期初計画のまま据え置いた。来年1月の正式リリースを予定している遠隔医療健康相談「ポケットドクター」のプロモーションコスト負担などの下期の読み切れない要素を勘案したためだ。弊社では、上期に実施した拠点拡大や業務提携など医師会員増加施策の効果が顕在化することで、主力の非常勤医師紹介サービスが上期と同様に順調に推移すると予想することから、据え置かれた会社計画はやや保守的であると見る。

同社は中期経営計画を公表していないが、弊社ではこれまでの取り組み状況から判断し、中長期の成長戦略は、既存の主力事業である非常勤医師紹介サービスをキャッシュカウとして、1)医師と医師をつなぐ、2)医療の情報を必要とする企業と医師をつなぐ、3)患者と医師をつなぐ仕組みである「医療・ヘルスケア情報プラットフォーム」を構築し、それを活用し創出する新規事業を成長ドライバーに育成する構想と考える。その布石が「ポケットドクター」と考えられることから、1月に発表される「ポケットドクター」のビジネスモデルなどの具体的な内容と、サービスの立ち上がり状況に注目している。

■Check Point
・2016年3月期第2四半期決算は増収増益を確保
・医師会員数、外勤紹介件数は順調に増加
・来年1月の正式リリースを予定している医療健康相談「ポケットドクター」の詳細、立ち上がり状況

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《RT》

 提供:フィスコ

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