フイルコンが続急伸、今期最終を一転14％増益に上方修正

　3日、日本フイルコン <5942> が決算を発表。17年11月期第1四半期(16年12月-17年2月)の連結最終利益が前年同期比4.1倍の12.3億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。

　繰延税金資産の計上に伴い、税金費用が7億円減少したことが最終利益を大きく押し上げた。販売面では電子部材・フォトマスク事業で太陽光発電システムの受注が好調だった。

　第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の11.5億円→19億円に65.2％上方修正。従来の30.8％減益予想から一転して14.4％増益見通しとなった。株価は年初来高値を更新した。

株探ニュース