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5921 川岸工業

東証S
4,475円
前日比
-45
-1.00%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.0 0.48 2.23
時価総額 134億円
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決算発表予定日

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個人投資家中原良太:「今すぐ儲けたい」人は気をつけて【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年9月7日19時に執筆

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

9月に入ってから、急に相場が弱くなりましたね?。もともと日本株市場は「月末に上がりやすい」「月初に下がりやすい」という傾向があります。これはTOM効果なんてふうにも呼ばれていますが、今月はそのアノマリーが綺麗に現れました。

9月には「彼岸底」なんていう相場格言もありまして、例年下がりやすい傾向があります。だから、これからしばらくは上昇しにくいでしょう。

「9月に下がりやすいなんて、偶然じゃね?」と思う方も居ると思うので、念の為補足をすると、世界経済は夏?秋にかけて全世界的に下落しやすい傾向があります。イギリスでは300年以上の実証分析で「4月?10月は上がりにくい」なんて研究もありますから、基本は信用して良いと思います。

ですのでだいたい今ぐらいの時期は、そもそも相場が上がりづらいってのは覚えておいて良いでしょう。だから、いまの時期は「すぐに利益を出そう!」と考えるより、「年末にかけて上がりそうな株を仕込んでおこう!」と考えるのが良いでしょう。

当然ですが、目先の「儲かりそうな話し」に目がくらむと、ダマされます。短期志向の人ほど稼ぎが悪いといった話しもちらほら…「今すぐ儲けたい!」みたいな思考回路を持っている人は気をつけておいたほうが良いと個人的に思っています。

…ということで、基本は「割安な株を買って、仕込んでおく」のが良いんじゃないかな??と考えています。できれば、ここ最近株価が下がっている銘柄を狙って、逆張りで「割安株」を狙うべきなのでは?と思いますね?。

…ということで、今のところは「割安感の強い下落株を狙う」のが良いと考えています。

ちなみに、ぼく自身がよく使っている投資法は以下の3通りしかありません。それは、以下の3通りです。

【相場が上昇相場のとき…「順張り投資」】
年初来高値更新銘柄など、上昇傾向が強い銘柄の続伸を狙います。

【相場が下落相場のとき…「逆張り投資」】
暴落相場などで、中長期で下落した銘柄のリバウンドを狙います。

【相場がボックス相場のとき…「押し目買い投資」】
人気株の下落を狙って、小さなリバウンドを狙います。

上記のように相場の状況によって投資法を使い分けると、過去の統計上、利益を出しやすい傾向があります。この3つの投資法を使い分けることで、どんな相場でも利益を出せると期待できます。

このパターンを踏まえた上で、僕の投資スタンスはこんな感じです。

【東証2部:逆張り】
注目中の銘柄例:川岸工業<5921>
PBR1倍割れ。予想配当利回りは3%超と高めの水準です。割安感が高いうえ、財務も安定しています。中長期で見れば、高リターンが期待できるでしょう。

以上が、いまの僕の投資スタンスです。

ちなみに、「割安株を買うと利益につながりやすい」ことについて詳しく知りたい方は、KAPPAさんの本を読むのがいいかなと思っています。割安株の見つけ方が書かれていますよ。

もちろん、100%の確信などはありませんので、「何が起きても対応できるよう準備しておく」のが、良いでしょうね。ということで、今週も気を引き締め直して、着実に利益を狙いましょう?!

- 中原良太
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執筆者名:中原良太
ブログ名:株式予報

《HT》

 提供:フィスコ

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