ＪＭＡＣＳは小動き、１９年２月期業績予想を下方修正も反応限定的

　ＪＭＡＣＳ<5817>は小動き。１５日の取引終了後、１９年２月期の連結業績予想について、売上高を５４億１００万円から５１億３００万円（前期比１１．５％増）へ、営業損益を７２００万円の黒字から１億４２００万円の赤字（前期５６００万円の黒字）へ、最終損益を２８００万円の黒字から６９００万円の赤字（同１億６００万円の黒字）へ下方修正したが、市場の反応は限定的のようだ。

　下方修正は、スマート工場向けソリューションが、顧客内での評価に時間を要し売り上げが来期にずれ込んだこと、また海外事業で既受注案件の売り上げが来期にずれ込んだことなどが要因。また、電線事業で建設・電販向けの市場価格が厳しいことや、原材料・副資材・配送費の上昇などが利益を圧迫するとしている。

　同時に発表した第３四半期累計（１８年３～１１月）決算は、売上高３６億５２００万円（前年同期比１．０％増）、営業損益１億３３００万円の赤字（前年同期４７００万円の黒字）、最終損益８４００万円の赤字（同９２００万円の黒字）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）