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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4936 アクシージア

東証P
923円
前日比
+12
+1.32%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
42.5 2.57 2.17 7.30
時価総額 232億円
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決算発表予定日

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アクシージア Research Memo(8):高成長を持続し売上高100億円超を計画。中長期成長に向けた先行投資も実施


■業績動向

3. 2023年7月期の業績見通し
2023年7月期の連結業績についてアクシージア<4936>は、売上高10,351百万円(前期比26.0%増)、営業利益1,818百万円(同11.3%増)、経常利益1,797百万円(同2.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,172百万円(同5.0%増)を見込んでいる。高成長を持続することで売上高100億円超を達成する計画である。

売上高については、好調な中国ECの事業拡大を軸に成長を図る。具体的には、2022年7月期に旗艦店を出店した「Douyin」「Kuaishou」に続く中国ECプラットフォーム展開を推進することで多角化を図るほか、同社が得意とするボトムアップアプローチ(口コミ、SNS、ライブコマース)によるブランドポジション確立も継続する。利益面では、中長期成長に向けた投資(工場・研究開発)を先行して実施することで、事業の安定的な成長を目指す。販管費は増加するものの、増収効果により増益を計画している。なお、営業利益率が前期比2.3ポイント低下する予想だが、ユイット・ラボラトリーズの業績(売上高790百万円、営業利益10百万円を想定)の影響が大きい。

同社の主要市場である中国では、ゼロコロナ政策などによる経済成長の鈍化や各種規制強化など、マクロの視点では弱含みの観測もある。一方、ミクロの視点では、同社が対象とする化粧品EC市場はECプラットフォームの多様化に伴い成長が著しい。また、各種規制に関しても、同社は化粧品登録(NMPA)をはじめとして徹底した対応を行っており、相対的に強みとなっている。これらのことから、2023年7月期の売上高・営業利益は予想を達成する可能性が十分あると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《NS》

 提供:フィスコ

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