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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4921 ファンケル

東証P
1,836.0円
前日比
-12.5
-0.68%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
26.1 2.84 1.85 4.85
時価総額 2,393億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

銘柄ニュース

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■フィスコキャンパス銘柄分析レポートVol3 ファンケル<4921>


「フィスコキャンパス銘柄紹介レポート」とは、フィスコ<3807>のアナリストと現役の大学生によって組織された「フィスコキャンパス」による毎月発行の共同レポートである。アナリストとディスカッションを重ね、キャンパス一期生が「フレッシュな感性」をもとに選んだ銘柄をまとめている。


※2017年3月号より抜粋(3月13日にリリース)


紹介銘柄:ファンケル<4921>
キャンパス生:榊原 うみ


「ネットを中心とした広告展開やドラッグストア展開を強化」


■どんな会社ですか

ファンケルは、通販を主力に「無添加」にこだわった化粧品を販売。「正義感を持って世の中の「不」を解消しよう」というという創業理念のもと設立され、「もっと何かできるはず」という経営理念のもとで無添加化粧品や栄養補助食品、サプリメント、また、肌着の開発、販売を行っている会社です。4月1日付けで、ファンケル化粧品、ファンケツヘルスサイエンスを吸収合併する予定です。グループ全体が持つ強みを複合的に生かしながら、中期計画をより一層協力に推し進める体制を構築。


■業績

足元の業績は、第3四半期の売上高は前年同期比5.4%増の716.74億円でした。前期に引き続き前略的な広告投資を実施したことなどにより、全事業が増収となりました。開発費の増加や直営店舗の出店、研究開発体制の強化で営業利益がマイナスとなったものの、広告先行戦略により顧客基盤は着実に拡大。通期計画については営業利益は前期比149.2%増の30.00億円を見込んでいます。


■今後の展開

また、今後の展開として、アジアへの展開、直営店でのインバウンド需要、また年々増加していく医療費問題に対し、予防医療という観点から、他企業への健康セミナー等を行うBtoBの事業なども展開しているため、さらなる利益の拡大が見込めるでしょう。中期計画に対する主な事業方針では、ファンケル化粧品は、ネットを中心とした広告展開を強化するほか、ドラッグストアへの展開を強化。アテニアは、新規商材の投入と独自のコミュニケーション戦略により成長加速、サプリメントは、スター製品の育成・シリーズ化、クロスセル強化などを挙げています。



※「フィスコキャンパス」とは、現役の大学生によって組織されている。難しいと思われがちな金融・経済の世界を、身近なものに感じていただけるよう、大学生の目線に置き換えて企業や株式市場の情報発信を行うことを目的としている。

なお、5月号は5月24日(水)の20時ごろめどにリリース予定で、現在申し込み受付中。

《WA》

 提供:フィスコ

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