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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4849 エン・ジャパン

東証P
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前日比
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<注目銘柄>=エンジャパン、既存事業好調で今期は上振れの公算大

 エン・ジャパン<4849>は、23年3月期業績に上振れの公算が大きく、株価はこれを織り込む動きへと向かいそうだ。

 8月10日に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、営業利益が18億200万円(前年同期比22.0%減)となった。一部費用の期ずれの影響が5億円程度あるとみているものの、このことを織り込んでも想定を上回った。

 注目は既存分野の好調だ。同社では、HRテックの「engage」と人財プラットフォームの「AMBI」「ミドルの転職」を投資事業として収益化に取り組む一方、国内求人サイトや人材紹介、海外事業を既存事業と位置づけ収益の基盤としており、27年3月期に営業利益240億円を目指す中期経営計画の前半では先行投資を優先させる方針。そのため、23年3月期は営業利益30億8500万円(前期比68.0%減)と大幅減益を見込み、第1四半期も減益を余儀なくされたが、既存事業は採用需要の堅調を受けて国内求人サイトや人材紹介が好調に推移。海外事業もインド、ベトナムの業績が順調に拡大した。

 会社側では、新型コロナウイルスの感染再拡大など先行き不透明要素があるとして通期予想を据え置き、上期時点で修正を検討するとしており、上方修正の公算は大。調査機関のなかには今期の営業利益を60億円、来期は同70億円を見込むところもある。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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