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4820 イーエムシステムズ

東証P
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前日比
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.9 2.21 2.18 38.03
時価総額 478億円
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決算発表予定日

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イーエムシステムズ---18年3月期は2ケタ増益、販売チャネルを拡充しシステム販売が引き続き好調


イーエムシステムズ<4820>は8日、2018年3月期決算を発表した。売上高が前期比2.0%増の139.53億円、営業利益が同17.9%増の30.63億円、経常利益が同14.4%増の36.18億円、当期純利益が同12.0%増の23.69億円だった。

2018年4月に実施された医療保険と介護保険の同時報酬改定による業績への影響が、当
初予測していたほどは出ず、営業体制を強化し、システムの拡販に努めた結果、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益ともに過去最高額に到達した。

調剤システム事業及びその関連事業については、薬局チェーン店へのアプローチ強化、販売代理店やOEM供給による販売チャネルの増強を引き続き行い、薬局向けシステムの拡販に注力した。システム販売件数は計画に届かなかったものの、課金売上が順調に増加し、ハードウェアの入替えも計画通りに推移、サプライ販売も引き続き堅調だった。この結果売上高は計画を達成し、継続的な原価及び経費の圧縮が利益面に寄与した。当連結会計年度の調剤システム事業及びその関連事業は、売上高11,307百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益2,870百万円(前年同期比8.5%増)となった。
医科システム事業及びその関連事業については、全国的な販売チャネルの拡充を図るべく、クリニックの市場開拓を販売代理店経由で進めた。更に、医事会計システム、電子カルテシステムの拡販に注力した。この結果、販売チャネルは拡大し、システム販売件数は着実に増加しており、課金売上も順調に推移し、サプライ販売も好調な状況となった。この結果、当連結会計年度の医科システム事業及びその関連事業は、売上高1,765百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益237百万円(前年同期 営業利益17百万円)となった。
また、2018年3月に日本電気株式会社(NEC)と協業を開始した。それぞれの知見や技術を活用し、健康・医療分野の新たなサービスを創出していく予定。
2019年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比7.7%減の128.75億円、営業利益が同50.7%減の15.09億円、経常利益が同40.9%減の21.38億円、当期純利益が同39.6%減の14.32億円としている。

《MW》

 提供:フィスコ

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