貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4783 NCD

東証S
1,570円
前日比
-123
-7.27%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.5 2.18 3.18 26.60
時価総額 138億円
比較される銘柄
テクノスJ, 
NTTDイン, 
ノムラシス
決算発表予定日

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日ダイナミク Research Memo(6):2022年3月期は大幅増収増益で着地


■業績動向

1. 2022年3月期連結業績の概要
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>の2022年3月期の連結業績は、売上高が2021年3月期比17.0%増の20,550百万円、営業利益が272.3%増の902百万円、経常利益が146.1%増の956百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が214.7%増の458百万円で、大幅増収増益となった。

IT関連事業(システム開発事業、サポート&サービス事業)が引き続き好調に推移し、売上高は初めて200億円を突破した。パーキングシステム事業はコロナ禍の影響が継続したが、2021年3月期との比較では影響が和らいで回復基調となった。売上総利益は増収効果や生産性向上効果で29.9%増加し、売上総利益率は15.9%で1.6ポイント上昇した。販管費はDX投資が増加したものの、全体としては3.9%増加にとどまり、販管費比率は11.5%で1.4ポイント低下した。この結果、営業利益はV字回復の形となった。営業利益率は4.4%で3.0ポイント上昇した。特別損失には社宅及び駐輪場設備に係る減損損失215百万円を計上した。

なお、前回予想(2022年2月4日付の上方修正値、売上高20,000百万円、営業利益900百万円、経常利益920百万円、親会社株主に帰属する当期純利益500百万円)との比較では、概ね同水準で着地した。また、収益認識会計基準適用の影響額として、従来方法に比べて売上高は108百万円減少、売上原価は100百万円減少、営業利益、経常利益、及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ8百万円減少している。収益認識会計基準適用の影響は軽微である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《ST》

 提供:フィスコ

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