信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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4412 サイエンスアーツ

東証G
581円
前日比
-6
-1.02%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.77
時価総額 39.0億円
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<動意株・19日>(大引け)=幸和製、ミット、日本国土開発など

 幸和製作所<7807>=一時ストップ高。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算で営業利益が2億2700万円(前年同期比3.2%増)となり、上期計画の営業利益1億2900万円を上回ったことが好感されている。会計基準の変更に伴い前年同期との増減率はないものの、売上高は歩行車「シトレア」の売り上げが好調に推移した結果、16億8300万円と前年同期実績を上回った。これに加えて、前期から続いて固定費抑制を推進したことも寄与した。なお、営業外費用として支払利息600万円や為替差損3500万円などを計上したことで、純利益は1億3700万円(同4.1%減)となった。23年2月期通期業績予想は、売上高58億9800万円、営業利益2億9900万円(同49.3%減)、純利益1億6800万円(同58.0%減)の従来見通しを据え置いている。

 MITホールディングス<4016>=動意。同社は通信やエネルギー案件などのシステムインテグレーションを主力に手掛け、足もとの業績は回復トレンドが鮮明だ。15日取引終了後に発表した22年11月期上期の決算は営業利益が前年同期比2.9倍の5200万円となったことで、これが手掛かり材料となった。同社株は5月下旬に急騰相場を演じた経緯があり、足の速さに着目した短期資金が攻勢をかけている。需給面では信用買い残が枯れた状態にあることも上値の軽さを期待した買いを誘導している。

 日本国土開発<1887>=マドを開け急伸。前週末15日の取引終了後に上限を500万株(発行済み株数の5.6%)、または30億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されているようだ。取得期間は19日から来年4月28日まで。あわせて前期決算と今期の見通しを発表し、今23年5月期業績予想について売上高を前期比34.9%増の1710億円、営業利益を同13.1%増の90億円とした。営業減益だった前期から増益に転じる見通しを示しており、これを好感した買いも入っているとみられる。配当予想は前期比据え置きの26円を見込む。

 ガーラ<4777>=ストップ高。同社は15日、子会社が開発し、6月14日からグローバルサービスを開始したHTML5ゲーム「Flyff Universe(フリフユニバース)」の登録者数が100万人を突破したと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。フリフユニバースは、HTML5ゲームとして開発され、ユーザーはアプリのダウンロードが不要でパソコンやモバイルのWeb環境でゲームを簡単に楽しむことができる。なお、今後はNFTゲーム/ブロックチェーンゲームとしてサービス提供を予定しているという。

 北の達人コーポレーション<2930>=急動意。一時プライム市場で値上がり率トップに買われる人気となった。化粧品や健康食品のネット販売を主力展開しており、小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品などが主力商品として収益に貢献している。15日取引終了後に発表した23年2月期第1四半期決算(22年3~5月)は営業利益が3億7100万円(前年同期は4億100万円)と減少したものの、株価的には織り込みが進んでいた。低調な決算を見込んでここ空売りが溜まっており、その買い戻しが加速した。東証信用倍率は直近データで1.16倍と拮抗、日証金では更に売り長状態で前週末時点の貸借倍率は0.56倍となっている。

 サイエンスアーツ<4412>=大幅高で4日続伸。同社は法人向けにサブスクリプション型の通話アプリを展開するが、顧客の開拓が進むなか足もとの業績は好調に推移している。前週末15日取引終了後に発表した22年8月期第3四半期決算は営業損益が400万円の黒字と小幅ながら赤字から脱却、これを材料視する買いを誘導している。通期営業損益は6000万円の赤字を計画しているが、第3四半期時点の業績を受けて上方修正に向けた期待が高まりそうだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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