貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4386 SIGグループ

東証S
541円
前日比
-4
-0.73%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.9 1.49 4.44
時価総額 32.1億円
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ラック

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SIGG Research Memo(8):市場環境は良好


■SIGグループ<4386>の成長戦略

1. DX変革の流れが加速して市場環境は良好
コロナ禍の影響で企業IT・DX投資の一部に抑制・先送りの動きも見られたが、いわゆる「2025年の崖」問題(2018年9月に経済産業省が発表した「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開~」)では、既存システムの老朽化・肥大化・複雑化・ブラックボックス化などによって、企業の競争力が低下し、2025年以降に最大12兆円/年(現在の約3倍)の経済損失が発生する可能性が指摘されている。

したがって、あらゆる産業で新たなビジネスモデルが求められ、DX変革の流れが加速すると予想される。システム開発・情報サービス産業の市場環境は中長期的に良好と言えるだろう。


M&Aを推進してITトータルソリューションカンパニー目指す
2. ビジネス変革(DX)を支援するITトータルソリューションカンパニーを目指す
同社は、長期ビジョンでは「ありたい姿」として、企業のビジネス変革(DX)を支援し、企業の外部CIO(Chief Information Officer=情報システム責任者)として成長に貢献するITトータルソリューションカンパニーを掲げている。

売上拡大に向けてM&A戦略を積極推進し、実績のある既存事業の得意領域(公共分野、製造分野、社会インフラ分野など)と、新規事業の注力分野(スマートデバイス、クラウド、セキュリティなど)を融合させ、DXソリューションを提案できる体制の構築を推進する方針だ。注力分野のセキュリティ事業では、特に需要拡大が予想される中小企業向けに説得力のあるサービス設計を構築し、特徴のあるセキュリティソリューションの提供を目指す方針だ。意欲的な長期ビジョンである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《NS》

 提供:フィスコ

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