日本ゼオン、欧州大手証券は当面株価回復のカタリストは乏しいとの見方

　日本ゼオン<4205>が続落。株価は連日の昨年来安値更新となっている。

　クレディ・スイス証券では、１６年３月期第３四半期営業利益実績７７億円は、下期会社計画の１５５億円に対して５０％の進捗率で、コンセンサスの９３億円を大きく下回りネガティブな印象と指摘。第４四半期は光学フィルムの調整などが想定され、通期計画もコンセンサスを下回るため、当面株価回復のカタリストは乏しいと解説。

　レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を１１４０円から１０００円に引き下げている。
《ＭＫ》

株探ニュース