<注目銘柄>=大有機、半導体関連人気に乗り上値追い本番
大阪有機化学工業<4187>は半導体関連の一角でここにきて上値指向を強めており継続注目したい。独立系化学メーカーで塗料用樹脂原料のほか電子材料でも高い商品競争力を誇る。電子材料事業は、需給が逼迫する半導体レジスト用で需要を伸ばしているが、特に市場が本格的に立ち上がってきたEUV(極端紫外線)レジスト向け需要に期待が大きい。
20年11月期はコロナ禍にもかかわらず、営業利益は前の期比21%増と高い伸びを確保した。21年11月期も伸び率こそ鈍化するものの増益トレンドは維持される見込みで会社側計画の45億5000万円(前期比2.4%増)は上振れする公算がある。三菱UFJグループが、純投資や政策投資を目的に共同保有形式で同社株の5%超を取得するなど株式需給面からも株価を刺激している。(桂)
出所:MINKABU PRESS
20年11月期はコロナ禍にもかかわらず、営業利益は前の期比21%増と高い伸びを確保した。21年11月期も伸び率こそ鈍化するものの増益トレンドは維持される見込みで会社側計画の45億5000万円(前期比2.4%増)は上振れする公算がある。三菱UFJグループが、純投資や政策投資を目的に共同保有形式で同社株の5%超を取得するなど株式需給面からも株価を刺激している。(桂)
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