貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4062 イビデン

東証P
5,413円
前日比
-208
-3.70%
PTS
5,401円
23:11 05/09
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
29.1 1.53 0.74 17.09
時価総額 7,625億円
比較される銘柄
新光電工, 
ガイシ, 
京セラ

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<動意株・6日>(大引け)=ミナトHD、レーザーテク、オイレスなど

 ミナトホールディングス<6862>=大幅高で3日続伸。同社はきょう、グループのミナト・アドバンスト・テクノロジーズが産業機器メーカーにインライン書き込み装置を納品したと発表。これが株価を刺激したようだ。納品したインライン書き込み装置「MOB-MS12」は、ミナト・アドバンスト・テクノロジーズのプログラマ「MS-01」を12台搭載することができ、同数の基板上に実装されたそれぞれのフラッシュメモリーやフラッシュメモリー内蔵マイコンへ同時にデータを書き込める点が特長。また、導入企

 レーザーテック<6920>=反発。時価は13週移動平均線近辺で強弱観を対立させており、テクニカル的にも注目場面。世界的な半導体市況の改善期待を背景に米国株市場ではここ半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)がマドを開けて戻り足をみせている。東京市場でも一時調整色を余儀なくされた半導体製造装置関連株がリバウンドに転じる動きをみせている。そのなか、EUV露光装置に対応したマスクブランクス検査装置を世界で唯一供給できるオンリーワン企業として、同社株に対するマーケットの関心は高い。実際、EUV関連の受注は急増傾向にあることで、同社は20年6月期営業利益を従来予想の130億円から140億円(前期比76%増)に上方修正している。また、市場で意識されているのは、来21年6月期の業績動向で、国内中堅証券では営業利益について今期予想比36%増の190億円を試算している。

 オイレス工業<6282>=マドを開けて大幅高。同社はオイレスベアリングのトップメーカーで免震装置にも展開するが、橋梁向け構造機器が好調で足もとの利益は会社側想定を上回る状況にある。5日取引終了後に、20年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の40億円見通しから45億円(前期比11%減)に大幅増額しており、これを材料視する買いを呼び込む形となった。株価面では信用買い残が枯れており、信用倍率は0.5倍台と売り長で需給関係の良さがポイントとなっている。

 クエスト<2332>=5連騰と気を吐く。エレクトロニクス業界や金融業界向けを中心にシステムの開発や運用を行うが、 企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)関連需要が高まりをみせるなか、AI・IoT、ERP、RPA、ビッグデータ分析などをプラットフォームとしたストック型のクラウドソリューションに注力し需要を捉えている。1月末に発表された19年4~12月期営業利益は前年同期比12%増の5億7700万円と好調な伸びを達成、20年3月期通期も2ケタ増益を見込む。また、21年3月期はクラウドソリューションの拡大で収益成長率がさらに上乗せされる可能性がある。

 パスコ<9232>=大幅高で昨年来高値にらむ。同社は5日取引終了後に、20年3月期第3四半期累計(19年4~12月)の連結決算を発表。営業損益が15億1700万円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。売上高は371億1200万円(前年同期比9.4%増)で着地。都市や森林を含む国土の現状を細密に把握するための航空レーザー計測や車両搭載型レーザー計測による3次元計測事業のほか、航空写真撮影事業、ICTを活用した行政業務支援サービスなどが好調に推移した。なお、通期業績予想は売上高530億円(前期比2.1%増)、営業利益27億円(同1.0%増)とする従来計画を据え置いている。

 イビデン<4062>=急伸、一気に昨年来高値更新。25日移動平均線とのマイナスカイ離を一気に上回る動きをみせている。同社は5日取引終了後に、20年3月期の業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の70億円から90億円に20億円増額、これを手掛かり材料に物色人気化している。工場の大規模な設備投資に伴い、旧設備を処分するための固定資産除却損が想定を下回る。なお、営業利益予想は据え置いているが170億円(前期比68%増)見通しと高変化をみこむ。ICパッケージなどの電子部品が5G向けなどで高水準の需要を捉え、利益を押し上げている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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