イビデンはカイ気配スタート、２０年３月期最終利益を２０億円増額

　イビデン<4062>は大きく買い先行、カイ気配スタートで３連騰。２５日移動平均線とのマイナスカイ離を一気に上回る動きをみせている。同社は５日取引終了後に、２０年３月期の業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の７０億円から９０億円に２０億円増額、これを手掛かり材料に物色人気化している。工場の大規模な設備投資に伴い、旧設備を処分するための固定資産除却損が想定を下回る。なお、営業利益予想は据え置いているが１７０億円（前期比６８％増）見通しと高変化をみこむ。ＩＣパッケージなどの電子部品が５Ｇ向けなどで高水準の需要を捉え、利益を押し上げている。

出所：MINKABU PRESS