中越パルプ工業<
3877>は3日ぶりに反発している。9日の取引終了後、6月1日出荷分から包装用紙を値上げすると発表しており、同事業の採算改善につながるとの見方から買いが入っているようだ。
値上げ対象品は未晒クラフト紙(重包装、軽包装、半晒クラフト)、晒クラフト紙(両更、片艶)、純白ロール紙で、現行価格から15%以上値上げするという。チップや薬品、重油などの原燃料価格が高騰していることや物流費の上昇で、自助努力のみでは収益の確保が困難となったことが要因としている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)