貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3857 ラック

東証S
809円
前日比
+2
+0.25%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.5 1.70 3.21 73.79
時価総額 253億円
比較される銘柄
FFRI, 
NSSOL, 
シーイーシー
決算発表予定日

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エルテス Research Memo(6):戦略的M&Aの実現に加え、自治体DX推進プロジェクトも順調に進展


■主な活動実績

1. 戦略的M&A及び資本業務提携について
エルテス<3967>は、2023年2月期において合計5件の戦略的M&Aを実現した。また、2022年4月21日には、(株)ラック<3857>との間で資本業務提携を締結するとともに、(株)ラック等を割当先とする第三者割当増資(約8億円の資金調達)を決議した。これらの一連の動きは、中期経営計画で掲げる「変革と基盤構築」の推進に狙いがある※。また、「加速度的な成長サイクルの実現」に向けて、事業体制及び運営組織の刷新にも取り組んでいる。

※詳細については、前回レポート(2022年11月21日発行)を参照。


2. 自治体DX推進プロジェクトの進捗
2020年12月に「地域のデジタル化推進に関する包括連携協定」を締結した岩手県紫波町との取り組みを継続し、行政の住民サービスのデジタル化を実現するスーパーアプリや健康増進アプリ、移動車両によるデジタル支援などを推進したほか、紫波町に続き、同県矢巾町、同県釜石市、奈良県田原本町、熊本県長洲町、静岡県熱海市とも包括連携協定を締結した。今後は実証から実装フェーズへ移行していく。また、宮崎県延岡市のポータルアプリ構築事業者にも選定され、スーパーアプリの横展開も加速する方針である。さらに紫波町ホームページリニューアル業務の事業者に選定され、スーパーアプリに続く、自治体DX推進プロジェクト第2弾「自治体向けCMS※」への第一歩を踏み出した。同社は、デジタル田園都市国家構想でもうたわれている「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を目指して」の実現に向けて、アプリ構築支援にとどまらず、利用促進を目的としたデジタルデバイド解消などにも取り組み、ノウハウの蓄積とさらなる提供価値向上を図っていく方針である。

※自治体公式サイトにおける膨大で様々な情報をコンテンツ管理システム(CMS)によって、テキストや画像等のコンテンツを統合・体系的に管理し、配信など処理を行うプロジェクト。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《SI》

 提供:フィスコ

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