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3690 イルグルム

東証G
626円
前日比
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PTS
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
27.6 2.14 1.26 2.27
時価総額 39.9億円
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イルグルム 3月の売上高は前年同月比+20.7%。上期では前年同期比+18.7%と、通期計画の増収率を上回り順調に推移

 株式会社イルグルム(東証マザーズ上場、コード:<3690>、岩田進社長)は、4月8日に2021年9月期(今期:2020年10月~2021年9月)の6ヶ月目となる、2021年3月の月次売上高(速報値ベース、以下同様)を発表した。

 3月単月の全社売上高は、253百万円(単位未満を四捨五入、以下同様)と、前年同月比では+20.7%の増収、前月(2月)比でも+2.8%の増収と好調であった。

 主力のマーケティングプラットフォーム事業の3月の売上高は、226百万円、前年同月比+12.7%増、前月比では+4.6%の増収となった。ただし、3月の同事業の売上高には、買収により連結子会社化した株式会社スプー(Web メディア・制作事業会社、本社所在地:東京都渋谷区)の2021年1月から3月までの売上高が含まれている。なお、同事業の上期売上高(2021年9月期第2四半期、2020年10月から2021年3月の6ヶ月間の累計)は1,271百万円が見込まれ、前年同期比+13.2%の増収とメインのアドエビスの単価上昇などにより、引き続き堅調に推移している。

 一方、商流プラットフォーム事業部門の3月の売上高は26百万円、前年同月比+211.2%増と大幅な増収となった。一部の取引先との契約更新がずれ込んだため前年3月の売上高がやや過小となっており(前期は2月から5月の売上高のうち28百万円が、契約更新のずれ込みにより6月に一括計上)、表面上は増収率が大きくなった。前月(2月)の売上高29百万円と比較すると、△3百万円の減収となっている。なお、同事業の上期の売上高は195百万円が見込まれ、前年同期比では+73.9%増と高い伸び率となった。今期は契約更新のずれなどの特殊要因がなく、また製品・サービスや営業力の強化に加え、新型コロナ禍における巣籠り消費の拡大が継続し、EC取引が活況であったことがその背景にある。

 同社は、通期の業績について、売上高3,000百万円(前期比+14.6%増)、営業利益330百万円(同+19.2%増)、経常利益320百万円(同+22.5%増)、当期純利益210百万円(同+14.5%増)と2桁の増収、並びに増益を計画している。上期については業績予想を公表していない。

 今上期は、全社売上高(月次売上高の累計:速報値)は1,466百万円、前年同期比+18.7%の増収となる見込みである。因みに前上期の売上高は1,235百万円であり、通期の売上高実績に対する同期間の進捗率は47.2%であった。今上期の進捗率は、通期計画に対し48.9%とこれをやや上回っている。

 コストコントロールも順調に進んでいると思われることから、アルファ・ウイン・キャピタル株式会社では、同社の売上高・利益計画の達成確度は高いと判断している。

 因みに、同社は5月7日に上期の決算発表を、5月10日に同説明会を予定している。

【タイトル】


(出典)株式会社ウイルズ (情報提供)アルファ・ウイン・キャピタル株式会社

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