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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3680 ホットリンク

東証G
296円
前日比
-5
-1.66%
PTS
300円
21:50 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
49.9 0.72 72.38
時価総額 47.3億円
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ホットリンク Research Memo(6):Effyisの収益回復と新サービス投入で2017年12月期は増収増益


■今後の見通し

1. 2017年12月期の業績見通し
ホットリンク<3680>の2017年12月期の連結業績は、売上高が前期比11.7%増の2,443百万円、営業利益が29百万円(前期は654百万円の損失)、税引前利益が1百万円(同671百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益が1百万円(同639百万円の損失)と増収増益を見込んでいる。のれんの減損損失がなくなるほか、Effyisの収益回復が増益要因となる。また、EBITDAでは前期比7.0%増の354百万円となる見通しだ。

Effyisの業績については為替レート100円/ドルを前提に、売上高で前期比5.9%増の1,156百万円、営業利益で54百万円(前期は40百万円の損失)を見込んでいる。ドルベースで見ると売上高は14%増収となる計算だ。前述したように、2016年12月期に一部商品の販売を停止していた影響(約1.5百万ドル)がなくなるほか、大手顧客の期ずれ分の売上高が計上されること、新規顧客の獲得が進んでいることなどが増収要因となる。1?2月の売上げ状況は計画を若干上回って推移しているもようで、順調な滑り出しを見せている。

一方、国内の同社本体及びトレンドExpressの事業に関して見ると、売上高は前期比で256百万円増加する見通し。SaaSサービスが堅調に推移するほか、トレンドExpressが展開するクロスバウンド事業(インバウンド消費支援サービス及び中国人向けプロモーションサービス)が前期比2.5倍増の300百万円と拡大する。ただ、国内事業に関しては新サービスにかかる人件費や開発費の増加により減益を見込んでいる。

なお、四半期ベースの業績トレンドで見ると、第1四半期は人件費負担が重いため若干の営業損失が続く見通し。利益面で黒字化し拡大に転じるのは、新サービスの売上高が拡大する第3四半期以降になると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NB》

 提供:フィスコ

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