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3673 ブロードリーフ

東証P
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ブロードリーフ---2Qは2ケタ増収、クラウドサービスの売上倍増


ブロードリーフ<3673>は10日、2023年12月期第2四半期(2023年1月-6月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比13.3%増の73.90億円、営業損失が11.11億円(前年同期は13.98億円の損失)、税引前損失が11.02億円(同14.58億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が8.26億円(同11.09億円の損失)となった。

同社グループは、「感謝と喜び」の理念に従い、中期経営計画(2022-2028)を推進している。2028年12月期の業績目標として、連結売上収益325億円、営業利益130億円(営業利益率40%)、親会社所有者への当期利益80億円を掲げ、成長戦略である「クラウドの浸透」と「サービスの拡張」を進めている。

当第2四半期連結累計期間では、主力商材であるクラウドソフトウェア「.cシリーズ」を中心に、月額サブスクリプション型ソフトウェアの販売を強化し、顧客総数とストック売上が増加した。同時に、非モビリティ産業向けのパッケージソフトウェアの受注も順調に増えている。また、将来のサービス拡充に向けたクラウド提供基盤の強化などの投資も着実に行われた。

同社のクラウドサービスは、「.cシリーズ」などの月額サブスクリプション型ソフトウェアの利用料や、自動車補修部品の受発注プラットフォームに関連する利用料や手数料により構成されている。月額サブスクリプション型ソフトウェアは主にモビリティ産業向けに提供されており、これまで旧来のパッケージソフトウェアを利用していた顧客は、利用権満了に伴い、段階的に「.cシリーズ」への移行を進めている。「.cシリーズ」は利便性が高く、柔軟なメニュー体系を持つため、新規顧客の獲得も増加した。また、改正電子帳簿保存法への対応が必要な「電帳.DX」などの副商材の提供数も増加している。これにより、新規顧客数の増加が見込まれ、クラウドサービスの売上収益は前年同期比で104.7%増加した。

パッケージシステムは、製造業を含むさまざまな業界向けに特化したパッケージソフトウェアの販売代金(リース販売または一括販売)に加え、必要な各種サービスの手数料やPCなどの機器・サプライの販売代金により構成されている。パッケージソフトウェアの利用に伴うサポートサービスや機器類の販売のほか、非モビリティ産業向けのパッケージソフトウェアや関連機器の販売は好調に推移した。一方で、モビリティ産業向けのパッケージソフトウェアのリース販売を販売代理店を通じて行わなくなったことから、パッケージシステムの売上収益は前年同期比で4.1%減少した。

2023年12月通期の連結業績予想については、売上収益が前期比10.6%増の153.00億円、営業損失が22.00億円、税引前損失が23.00億円、親会社の所有者に帰属する当期損失が19.00億円とした。

《SO》

 提供:フィスコ

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