フェイスネットワーク---1Qは減収なるも資本提携など事業基盤の強化を積極化

フェイスネットワーク<3489>は14日、2024年3月期第1四半期（23年4月-6月）決算を発表した。売上高が前年同期比61.5%減の13.36億円、営業損失が3.65億円（前年同期は0.51億円の利益）、経常損失が4.19億円（同0.14億円の利益）、四半期純損失が2.97億円（同0.08億円の利益）となった。

城南3区を中心に、新築一棟マンションGranDuoシリーズの企画開発を推進するとともに、不動産ST分野への参入を目指しHash Dash Holdings社と資本・業務提携契約を締結した。また、施工技術で高い評価を得ている岩本組社の全株式取得を決定し、施工能力の強化を図るなど、事業基盤の強化に積極的に取り組んだ。

不動産投資支援事業の売上高は前年同期比65.1%減の11.50億円、セグメント損失は3.84億円（前年同期は0.25億円の利益）となった。建築商品2件を販売した。

不動産マネジメント事業の売上高は前年同期比7.2%増の1.85億円、セグメント利益は同26.1%減の0.18億円となった。

2024年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比28.8%増の270.00億円、営業利益が同31.1%増の33.00億円、経常利益が同30.3%増の30.00億円、当期純利益が同25.5%増の20.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

　提供：フィスコ