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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3480 ジェイ・エス・ビー

東証P
2,784円
前日比
-65
-2.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.3 1.81 2.19 6.34
時価総額 607億円

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ジェイ・エス・ビー Research Memo(6):対面・非対面双方を活用した営業戦略の推進などにより2ケタ増益を継続


■今後の見通し

ジェイ・エス・ビー<3480>の2022年10月期の連結業績は、期初の予想を維持し、売上高57,290百万円(前期比8.5%増)、営業利益5,881百万円(同10.2%増)、経常利益5,741百万円(同10.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,817百万円(同17.4%増)と、増収増益を予想する。2ケタの増益を継続する予想であるが、期初の業績予想は保守的である。実際、第2四半期決算は期初予想を上回っており、通期決算についても予想を達成する公算が大きいと弊社では見る。

2022年10月期は、コロナ禍の状況を注視しつつ、対面と非対面の双方を活用した営業戦略を推進する。主力の不動産賃貸管理事業においては、同社グループの独自ノウハウを投入した高付加価値の自社物件開発をはじめ、市場競争力の高い新規物件開発に引き続き注力する。また、コロナ禍におけるリスク認識、市場環境の変化、コロナ禍収束後を見据えた事業運営体制の変革を進めていく。

セグメント別では、不動産賃貸管理事業は、物件管理戸数約4,400戸増、高い入居率の維持、対面・非対面双方活用の営業などを想定し、売上高53,773百万円(前期比8.6%増)、営業利益7,162百万円(同7.8%増)を見込むが、既に第2四半期段階で物件管理戸数は前期比4,665戸増と計画を上回って推移した。高齢者住宅事業は、1拠点増加(2021年竣工の「グランメゾン迎賓館 豊中刀根山」)に伴う影響を織り込み、売上高2,852百万円(前期比1.8%増)、営業利益371百万円(同5.0%増)を見込んでいる。その他の事業は、新規事業への成長投資などを考慮して、売上高664百万円(同42.5%増)、営業損失94百万円(前期は172百万円の損失)を見込む。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《EY》

 提供:フィスコ

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