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本日の注目個別銘柄:ブラザ、スペース、プロパティAGなど


<7011> 三菱重 7588 +270
大幅続伸。決算発表後は上値追いの動きが強まったが、本日は大和証券が投資判断を「3」から「1」に2段階格上げ、目標株価も6500円から10000円に引き上げており、一段の上値追いに。原子力や防衛関連が新たな成長事業に変わりつつあるほか、ガスタービンや民間航空機事業の成長・回復も継続し、持続的な最高益更新が想定できると評価。事業環境の追い風効果は大きいが、風向きが変わる懸念は小さいとみている。

<6920> レーザーテック 21945 +745
大幅続伸。前日に23年6月期決算を発表、営業益は623億円で前期比91.7%増となり、24年6月期は640億円で同2.7%増を見込む。コンセンサス比では、実績は上振れ、ガイダンスは下振れだが、7月24日に上方修正と新年度見通しを発表しており、業績数値にサプライズはない。受注に関して、ガイダンスは非開示としているものの、4-6月期実績は584億円で会社計画519億円を上振れ、プラス材料視された。

<6502> 東芝 4610 +26
続伸。投資ファンドの日本産業パートナーズなど、国内連合によるTOBが発表されている。本日からTOBを開始して、成立すれば年内にも上場廃止に。TOB価格は4620円、9月20日までTOBを実施し、成立条件は3分の2以上の応募となる。成立しても応募が9割未満の場合、株主総会を経て株式併合を実施するもよう。TOB開始のタイミング、TOB価格ともに想定線だが、株価はTOB価格に一段とサヤ寄せする形に。

<6448> ブラザー 2536.5 +346
急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は220億円で前年同期比12.0%減益となったが、社内計画は100億円程度上振れているもよう。市場コンセンサスも160億円程度の水準であったとみられる。為替要因のほか、プリンティング&ソリューションズが大きく上振れているようだ。通期計画700億円、前期比26.4%増は据え置いているが、コンセンサスは切り上がる状況となっている。

<6417> SANKYO 6465 +486
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は192億円で前年同期比2.0倍の水準となっている。コンセンサスは140億円程度の水準だったため、ポジティブな反応が優勢となる形に。「フィーバー炎炎ノ消防隊」を筆頭に主力のパチンコ機の販売が好調で、パチスロ機の販売台数も急拡大している。通期予想595億円、前期比1.7%増は据え置いているものの、大幅な上振れ期待があらためて強まる状況に。

<3863> 日本紙 1323 -52
大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は8.1億円で前年同期29.2億円の赤字から黒字に転換している。ただ、据え置きの通期計画240億円に対する進捗率は低水準であり、ネガティブな反応が先行する形に。紙・板紙における値上げの進展が収益改善の主因に。コンセンサス比でも実績値は下回ったとみられるが、石炭スポット価格の下落により、下期にかけてはコストの改善が見込める状況ではある。

<7606> Uアローズ 2232 -176
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は25億円で前年同期比35.0%増となり、会社計画は上振れたもよう。ただ、コンセンサス比では想定線、前回決算発表後に株価は大きく上昇しており、短期的な出尽くし感が先行する形のようだ。円安や減価上昇で粗利益率はやや計画を下回ったもようだが、売上が上振れる格好になっているようだ。足元では原価率なども改善してきている状況に。

<9622> スペース 943 -124
急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は10.3億円で前年同期比8.7%増となり、従来計画の11億円をやや下振れる着地になった。第1四半期は9.2億円で同3.4倍と大幅増益であったため、上振れへの期待は高かったものとみられる。通期予想の22億円、前期比5.9%増は据え置いている。特定の大型案件において貸倒引当金を計上したことから経費が大幅に増加し、採用活動の積極化で雇用費も増加しているもよう。

<2138> クルーズ 1009 +150
ストップ高比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.7億円で前年同期比10.0%増となった。新規事業であるGameFi事業が大きく利益増に貢献したもよう。会社側では通期予想を公表していないが、横ばい水準がコンセンサスとみられ、想定以上に順調な立ち上がりと捉えられた。なお、出資する投資事業組合において運用益が発生したことから、営業外収支改善により経常利益は同65.1%の大幅増となった。

<3464> プロパティAG 1389 +243
急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は18.4億円で前年同期比2.6倍の水準となった。据え置きの通期計画は25億円、前期比14.4%減であり、想定外の大幅増益スタート、並びに好進捗に対してポジティブなサプライズが強まった。DX推進事業における新規案件受注の拡大とDX不動産事業による好調な販売が業績拡大の背景に。新築物件の引き渡しが集中したようだが、大幅な業績上振れを意識する展開に。

《ST》

 提供:フィスコ

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