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3377 バイク王&カンパニー

東証S
519円
前日比
+4
+0.78%
PTS
516.1円
11:06 05/09
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.5 1.27 2.12
時価総額 79.5億円
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バイク王&カンパニー---22年11月期2ケタ増収増益、売上高・経常利益・当期純利益が過去最高を更新


バイク王&カンパニー<3377>は10日、2022年11月期決算を発表した。売上高が前期比26.0%増の334.80億円、営業利益が同6.1%増の16.53億円、経常利益が同27.6%増の22.59億円、当期純利益が同26.4%増の15.50億円となった。

同社は持続的な成長に向けて新たにコーポレートミッションとして「まだ世界にない、感動をつくる。」を掲げ、ビジョンである「バイクライフの生涯パートナー」の実現を目指している。そのうえで、2022年11月期を初年度とする3か年の中期経営計画の最終年度売上高315億円の達成に向けて、戦略の三本の柱となるCRM推進、整備インフラ、システムプラットフォームを軸として、一層の企業価値の向上と事業規模の拡大を図ってきた。

バイク事業について、バイクの仕入では、効果的な広告展開、人員や体制の強化に努め、高市場価値車輌の中でもより需要が高い車輌を確保した。リテールにおいては、マーチャンダイジング施策として商品ラインアップの適正化、店舗の新規出店(8店舗)、移転・増床(3店舗)、接客力向上、売り場改善による既存店の販売力強化および通信販売の強化を推進した。また、自動車学校や専門学校と連携し、顧客接点の拡大や整備インフラの確保、営業オペレーションの見直しによるバイク王ファンの更なる創出、同社初となる海外バイクメーカー・KTMの正規取扱店の出店を実現した。加えて、2022年12月には店舗の移転・増床(1店舗)を行った。ホールセールでは、販売価格水準を維持するよう販売方法の工夫に努めた。また、第4四半期には、次期に向けたリテール、ホールセール在庫の確保を行った。これらの取り組みの結果、リテール台数は、既存店ならびに前期に開発した店舗が好調に推移し、前期より大幅に増加した。また、ホールセール台数は、4月以降のオンシーズンに向けて確保していた在庫を販売し、仕入も堅調であったため、前期より大幅に増加した。車輌売上単価(一台当たりの売上高)は高市場価値車輌の中でもより需要が高い車輌を販売し、前期より大幅に上昇し売上高は大幅増収となり、平均粗利額(一台当たりの粗利額)はやや上昇したため、売上総利益も大幅な増益となった。

その他について、同社のビジネスモデルを発展させ、中長期的な企業価値向上を図ることを目的に、フランチャイズ契約および業務提携を軸にした新規事業の開発と運営を担う子会社ライフ&カンパニーを設立し、7月に中古四輪自動車買取・販売事業、2022年12月にブランド品の買取とオークションでの販売を中心に行うブランドリユース事業を開始した。また、より多くの顧客の要望に応えることを目的に、2022年12月にバイク関連商品の販売を行うオズ・プロジェクトの株式を取得(完全子会社化)した。加えて同月には、国内における家事代行のパイオニアとして市場を牽引するベアーズと業務提携およびフランチャイズ契約を締結した。本業務提携は、相互が保有する顧客資産を利活用した新たな顧客接点の創出による事業の更なる拡大を目的としており、両社のサービス利用者の年齢や生活環境面などでの親和性が高いことから、相互にとって新たな価値が生み出されることが期待される。また、本フランチャイズ契約はバイクに限らない成長市場への参入による事業基盤の強化を目的としている。

2023年11月期通期については、売上高が前期比3.0%増の345.00億円、営業利益が同14.9%増の19.00億円、経常利益が同4.8%減の21.50億円、当期純利益が同5.2%減の14.70億円を見込んでいる。

《NS》

 提供:フィスコ

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