マーチャントが続伸、中国アイフライテック社と業務提携

　マーチャント・バンカーズ<3121>が続伸している。１３日の取引終了後、人工知能（ＡＩ）を活用した音声認証大手である中国の科大訊飛（アイフライテック）の日本子会社と、アイフライテック製品ソリューションの日本展開に関する業務提携契約を締結したと発表しており、これが好感されている。

　マーチャントでは、愛媛大学医学部附属病院給食事業を通しての医療業界とのつながりや、顧問弁護士を通しての法曹界とのつながり、過去の投資先企業の属する産業とのつながりなどがあり、アイフライテック社がターゲットとする医療、法曹界、学校、一般企業内へのアプローチができることから、今回の提携に至ったとしている。提携により、アイフライテック製品とソリューションの日本市場へのテストマーケティングやローカライズ（機能選定・変更）の実施、日本市場における共同マーケティングなどを行うとしている。なお、同件が業績へ与える影響は軽微としている。

出所：MINKABU PRESS