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新興市場銘柄ダイジェスト:iーplugは大幅反発、アールプランナーがストップ高


<2438> アスカネット 898 +30
大幅反発。22年4月期第1四半期(21年5-7月)の営業損益を0.42億円の黒字(前年同期実績は0.40億円の赤字)と発表している。フォトブック事業のスタジオ向け写真集が堅調だったほか、フューネラル事業の遺影写真加工などが回復した。通期予想は前期比2.7%増の2.85億円の黒字で据え置いた。第1四半期の黒字転換に加え、8月20日に年初来安値(793円)を付けてから株価に底打ち感が出ていることも買いやすさにつながっているようだ。

<4177> iーplug 6700 +370
大幅反発。新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」の8月末の企業登録数が前期比30.8%増の9183社になったと発表している。8月単月のオファー送信件数は前年同月比2.2倍の12万6182件(22年卒の大学4年生)に拡大し、累積学生登録人数(同)も同27.6%増の18万1992人となった。OfferBoxは企業が興味を持った学生に対しオファーを送る就活サイトで、登録数の順調な伸びが好感されて買いが入っているようだ。

<7435> ナ・デックス 806 -10
大幅反落。22年4月期第1四半期(21年5-7月)の営業損益を1.92億円の黒字(前年同期実績は0.31億円の赤字)と発表している。売上原価や販管費の伸びを抑制できたことから黒字に転換した。第2四半期累計予想は前年同期比23.6%増の4.20億円の黒字、通期予想は前期比44.3%増の9.05億円の黒字で据え置いた。それぞれ進捗率は45.7%、21.2%にとどまっており、材料出尽くしと見た向きが売りを出しているようだ。

<2987> タスキ 1824 +173
一時ストップ高。21年9月期の営業利益を従来予想の8.70億円から11.70億円(前期実績5.79億円)に上方修正している。IoTレジデンスのセールスが順調に推移する中、DXなど効率的な事業活動を推進した結果、利益率が想定を上回っているため。8月18日に上場来安値(1380円)を記録した後、株価が堅調に推移していることも投資家の買い安心感につながっているようだ。

<2983> アールプランナー 3070 +500
ストップ高比例配分。22年1月期第2四半期累計(21年2-7月)の営業利益を従来予想の3.00億円から7.09億円(前年同期実績は非開示)に上方修正している。コロナ禍に伴う生活スタイルの変化で戸建住宅の需要が高まり、販売棟数が増加したため。通期予想(前期比27.8%増の8.00億円)は据え置いたが、現在精査中であり、今後の業績動向を踏まえて修正が必要となった場合は速やかに開示するとしている。

<2743> ピクセルCZ 87 -3
朝高後値を消す展開で、前日比マイナス圏で引けた。グループ会社のピクセルソリューションズ(東京都港区)がNFT(非代替性トークン)やブロックチェーンコンテンツを開発するXクリエーション(東京都千代田区)とNFT特化型の各種機能を備えたNFT資産管理用ウォレットを共同開発すると発表している。複数の異なるチェーンと連携したトークン及びNFTの一元管理のほか、クレジットカードを利用したNFT購入などを可能にするという。
《ST》

 提供:フィスコ

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