マクドナルドは小安い、今期最終増益見通しも利益確定売りに押される

　日本マクドナルドホールディングス<2702>は小安い。８日の取引終了後、２２年１２月期の連結決算発表にあわせ、２３年１２月期の業績予想を開示した。売上高は前期比６．２％増の３７４０億円、最終利益は同５．３％増の２１０億円を見込む。増益計画を示したものの、決算発表直前に株価が強含んでいたこともあって、目先の利益確定目的の売りが重荷となったようだ。

　コストの見直しを徹底するとともに、昨年２月公表の中期経営計画で策定した取り組みを進め、増収増益を目指す。２２年１２月期の売上高は前の期比１０．９％増の３５２３億円、最終利益は同１６．７％減の１９９億３７００万円だった。原材料価格の高騰や人件費、物流費、エネルギーコストの上昇などが利益を押し下げる要因となった。

出所：MINKABU PRESS