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2016年07月07日07時42分

GTS Research Memo(2):開発パイプラインの強化のため積極的に業務提携を進める


■会社概要とバイオ医薬品市場について

(1)会社沿革

ジーンテクノサイエンス<4584>は、北海道大学遺伝子病制御研究所における研究成果を診断薬や治療薬として開発することを目的として、2001年に設立された大学発のバイオベンチャーとなる。バイオ新薬の研究開発では、2007年6月に科研製薬(株)<4521>に対して、抗α9インテグリン抗体のライセンスアウトを行い、現在も研究開発が進められている。また、安定した収益基盤を構築するために、バイオシミラーの開発にも着手し、2007年に富士製薬工業(株)<4554>とフィルグラスチム※バイオシミラーの共同開発契約を締結、2012年11月にフィルグラスチムバイオシミラーとして国内バイオシミラー・ガイドラインの下で初めて製造販売承認され、2013年5月から富士製薬工業(株)及び持田製薬(株)から販売が開始されている。

※フィルグラスチム:顆粒球増殖因子製剤。がん化学療法(抗がん剤投与)を行った後の好中球減少症の治療等に利用される。先行品は協和発酵キリン(株)<4151>のグラン。

その後も、バイオシミラーの開発パイプラインを強化していくなかで、共同開発先との業務提携も積極的に進めている。2013年8月に伊藤忠ケミカルフロンティア(株)と資本業務提携契約を、2014年1月に(株)三和化学研究所と共同開発契約を締結したほか、直近では2015年8月に持田製薬(株)とがん治療領域において、また同年11月には千寿製薬(株)と眼科治療領域においての共同開発及び販売に関する業務提携にかかる基本合意書を締結した。なお、千寿製薬(株)に関しては業務提携と同時に同社株式の138,800株(3.08%、2016年5月末時点)を取得し、2016年5月には国内における眼科治療領域のバイオシミラーに関する製造販売承認の取得に向けた共同事業化契約を締結した。

その他、ヘルスケア関連領域への取り組みも始めている。2014年11月に人工骨の研究開発を行うベンチャー企業のORTHOREBIRTH(株)と資本業務提携契約を締結したほか、2015年7月にはダイドードリンコ(株)<2590>とのヘルスケア領域における協業を開始している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《TN》

 提供:フィスコ

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