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2471 エスプール

東証P
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時価総額 259億円
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エスプール Research Memo(1):人材派遣・障がい者雇用支援サービスが伸長、売上高は過去最高更新


エスプール<2471>は、コールセンター業務や携帯電話販売支援業務等への人材アウトソーシングサービスと、ロジスティクスアウトソーシングサービスが主力。第3の柱として障がい者雇用支援サービスが急成長。「常に新たな価値を提供し成長し続けるNo.1アウトソーシング・プロバイダーとなる」ことを中期的な目標とし、付加価値の向上と積極的な規模拡大により、売上高営業利益率5%以上の早期達成を目指していく。

1月13日付で発表された2015年11月期(2014年12月?2015年11月)の連結業績は、売上高で前期比10.0%増の7,267百万円、営業利益で同71.3%減の59百万円と増収減益決算となった。人材派遣サービスや障がい者雇用支援サービスが伸長し、売上高は7期ぶりに過去最高を更新した一方で、新規事業として開始したスマートメーター設置業務が初期投資負担に加えて、業務効率の向上に時間がかかったことで、263百万円の赤字となったことが響いた。同業務を除けば利益ベースでも過去最高を更新したことになる。

2016年11月期は売上高で前期比13.1%増の8,220百万円、営業利益で同354.1%増の270百万円を見込んでおり、売上高、営業利益ともに過去最高を更新する見通しだ。第1四半期は赤字スタートとなる見込みだが、スマートメーター設置業務の業務効率向上による収益寄与を見込んでいるほか、障がい者雇用支援サービスや人材アウトソーシングサービスの続伸が増収増益要因となる。

新規サービスとして開始したアルバイト応募受付代行サービスも注目される。小売・飲食・サービス業などアルバイトを多く採用する企業が顧客対象となる。面接希望者からの応募受付から面接設定までを代行するサービスとなる。既に大手外食チェーン企業を中心に10社から受注しており、売上高としては140百万円を見込んでいる。利用企業にとっても採用コストの低減や現場での採用業務負担の大幅軽減につながるといったメリットがあり、今後の成長が期待される。

■Check Point
・障がい者雇用支援サービスなどが大幅な増収増益
・売上高、経常利益共に過去最高を更新する予定
・単価の高い商材へのシフトで物流センターの坪当たり売上高を拡大していく

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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