トライSTG Research Memo(8):18/2期までに単独ベースの配当性向100%を目指す
■株主還元策
トライステージ<2178>は株主還元策に関して、中期経営計画の中で2018年2月期まで単独ベースの配当性向で100%となる配当を実施していく方針を示している。2017年2月期に関しては単独EPS予想が76.5円であるのに対して、76.0円の配当を予定しているが、単独ベースの業績が計画を上回れば増配も期待される。
また、同社は株主優待制度も導入している。優待内容としては、QUOカードの贈呈を年2回(2月末、8月末株主)行っている。100株以上500株未満の株主に対しては1,000円相当、また、500株以上保有の株主に対しては、5,000円相当のQUOカードを年2回贈呈している。このため、配当金とQUOカードを合わせた単元当たりの総投資利回りは、現在の株価水準(10月12日終値1,888円)で計算すると5.1%の水準となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
提供:フィスコ