世紀東急が急動意、営業利益と配当の大幅増額で指標面の割安さ際立つ
世紀東急工業<1898>が急動意、マドを開けて上放れ一時59円高の920円まで上値を伸ばした。東急系の道路舗装大手で豊富な受注残を武器に業績は増収増益路線を走る。同社は9日取引終了後に21年3月期業績予想の修正を発表、売上高の増加に加え、工事採算改善や合理化努力が奏功し、営業利益は従来予想の61億円から77億円(前期比29%増)に大幅増額した。年間配当も従来計画の32円から43円に上乗せしており、これを材料視する形で投資資金が流れ込んでいる。時価はPER6倍強、配当利回りが4.7%台で一段の水準訂正余地を示唆している。
出所:MINKABU PRESS
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