日経レバがフシ目の１万４０００円台割れ、久々のリスクオフ相場で注目度高まる

　ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が３日ぶりに大きく下値を探る展開となり、フシ目の１万４０００円台を割り込んだ。日経平均株価に連動する仕組みで組成されたＥＴＦで、価格変動率が日経平均の２倍に基本設定されていることから、全体相場のボラティリティが高まると個人投資家などの参戦が活発化する。きょうは、米長期金利の上昇が嫌気されているほか、次期総裁が事実上決定した日銀による金融政策の先行き不透明感から、東京市場は久々にリスク回避の売りが顕在化している。日経レバもこれに連動して大きく下値を探る展開に。ただ、増し担保規制強化に伴い、売買代金はひと頃と比べ盛り上がりを欠いている。

出所：MINKABU PRESS