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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、クロス円に連れ高も節目155円を意識


24日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。引き締め的な米金融政策の継続が見込まれるなか、クロス円に追随した値動きとなる見通し。ただ、節目の155円を控え、日本の為替介入への警戒感がドルの一段の上値を抑えそうだ。

前日発表された米PMIは製造業、サービス業とも前回を下回り、引き締め的な金融政策への期待の一服でドル売り先行。ユーロ圏経済は回復の度合いを強め、ユーロ・ドルは1.07ドル台に持ち直した。一方、クロス円に追随しドル・円は155円を目指す展開となったが、日本の円安けん制により154円後半で伸び悩んだ。本日アジア市場もそうした流れを受け継ぎ、ドル・円はクロス円に連れ高も上値の重さが意識された。

この後の海外市場は日米金融政策にらみ。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が見込まれるなか、今週のコアPCE価格指数は高止まりが予想されドルは売りづらい展開となりそうだ。一方、日銀は25-26日の金融政策決定会合でインフレ見通しを上方修正する可能性はあるが、ドル・円は豪ドル・円などに連れ高が見込まれる。ただ、引き続き日本の為替介入が警戒され根強い円買い圧力がドルの上値を抑えるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 独・4月IFO企業景況感指数(予想:88.8、3月:87.8)
・21:30 米・3月耐久財受注速報値(前月比予想:+2.5%、2月:+1.3%)
・21:30 カナダ・2月小売売上高(前月比予想:+0.1%、1月:-0.3%)
・02:00 米財務省・5年債入札

《CS》

 提供:フィスコ

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