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外為サマリー:一時1ドル132円70銭台に軟化、約1カ月半ぶりのドル安・円高水準

 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=133円02銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円50銭強のドル安・円高となっている。

 米商務省が28日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率0.9%減と2四半期連続のマイナス成長となったことで、米景気後退を懸念したドル売り・円買いが優勢だった。前日の海外市場でドル安・円高が進んだ反動から朝方には134円68銭をつける場面もあったが、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると戻りが一巡。米金利の先安観がくすぶるなか、正午過ぎに134円ラインを割り込むとドル売りに拍車がかかり、午後2時20分ごろには一時132円76銭と約1カ月半ぶりの水準まで下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0210ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0001ドル程度のユーロ安・ドル高と横ばい圏。対円では1ユーロ=135円81銭前後と同2円60銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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