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東京株式(大引け)=104円安、米金融引き締め警戒も後場下げ渋る

 31日の東京株式市場は幅広く売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は反落した。ただ後場は下げ渋り、終値で2万8000円台はキープした。

 大引けの日経平均株価は前営業日比104円05銭安の2万8091円53銭と反落。プライム市場の売買高概算は13億3218万株、売買代金概算は3兆2722億円。値上がり銘柄数は599、対して値下がり銘柄数は1161、変わらずは76銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク回避の地合いとなり、再び日経平均は下値を試す展開に。前日の米株市場ではNYダウがフシ目の3万2000ドル台を割り込んだほか、主要株価指数が揃って3日続落となり、日経平均もこれに追随する動きとなった。米株市場では求人件数などを示す経済データが市場予想を上回り、インフレ警戒からFRBによる金融引き締めが長期化するとの思惑が重荷となった。東京市場ではこれを引き継ぎ、保有株のポジションを低めるリスクオフの流れとなったが、下値では押し目買いも観測された。朝方に日経平均は2万8000円台を下回る水準で寄り付いたものの、そこがきょうの安値圏で後場に入ると下げ渋り、結局2万8000円台に戻して引けている。陸運やサービスなどの内需関連株に買いが入り、全体相場を支えた。売買代金は3兆2000億円と高水準だった。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが売りに押され、日本郵船<9101>、商船三井<9104>も軟調。レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>、キーエンス<6861>が安く、ソニーグループ<6758>も冴えない。INPEX<1605>も下値を探った。OATアグリオ<4979>が値下がり率トップとなったほか、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>も大幅安。オイシックス・ラ・大地<3182>も安い。

 半面、東京海上ホールディングス<8766>が上昇し、日本航空<9201>も堅調、レノバ<9519>、ダブル・スコープ<6619>も買いが優勢だった。京セラ<6971>が買われ、日本電産<6594>も値を上げた。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が急騰、オロ<3983>が値を飛ばし、ギフティ<4449>も大幅高に買われた。コシダカホールディングス<2157>も高い。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年08月31日 15時59分

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